仕事を辞めたいときの気持ちとの向き合い方
毎日同じような仕事を続けていると、将来がなかなか見通せないとか、今やっている仕事に身が入らないなど思ったりするものです。
何となく現状に満足することができず、思わず仕事を辞めたいなどと考えてしまいがちですが、やはりどんな時でも早計は禁物です。もし仕事を辞めるにしても、それはよくよくの熟慮の末の決断でなければなりません。例え将来の見通しが立たない仕事であったとしても、より程近い未来の予定を何も立てずに仕事を辞めてしまえば、将来どころか現在を生きていくことにも困難になりかねません。仕事を辞めたいという気持ちは、もしかしたら一時の迷いに過ぎないかもしれず、考えなしに衝動で辞めてしまうのはとても危険なことなのです。
まずどうして辞めたいのかということを明確にしなければなりません。辞めたいからには理由があるはずです。もしその理由が漠然としていて、何となく現状に不満だからというようなものであったとしたら、思いとどまった方が良いかもしれません。
しかしその理由がはっきりとしていて、たとえば将来にやりたいことがあるとか、ブラック企業でサービス残業ばかりさせられているなどといった明確な動機があるのであれば、その時初めて仕事を辞めることを検討するようにしましょう。将来に見通しが立たない時代だからこそ、今ある仕事が何よりも大切であったりもするのです。今の時代、仕事を辞めたところで新しい仕事がなかなか決まらないことも珍しくないため、しっかり転職活動のコツを調べておきましょう。